貸借対照表と損益計算書の関係

貸借対照表と損益計算書の関係

 

企業の経済活動(取引)は、簿記の仕訳(借方/貸方)を通じて、大きく2つに集約されます。

 

1つは、企業の「一定時点」の財政状態を表す「貸借対照表」です。

 

もう1つは、企業の「一定期間」の営業成績を表す「損益計算書」です。

 

例えば、貸借対照表を家計に置き換えると・・・

 

貸借対照表は、家計の財産(預金、家、土地など)と債務(ローンなど)などのバランスが一定時点(たとえば、年末)で、
どのうな状態になっているかを知るためのものです。

 

給料のほとんどが生活費やローンに充てられ、預金ほとんどないような場合には、財政状態は厳しい状況だと思います。

 

反対に、預金は潤沢にあり、ローンもほとんどないような場合には、財政状態は良好と言うことになります。

 

次に、損益計算書を家計に置き換えると・・・

 

毎月もらう給料が収益で、生活費等に充てられる支出が経費と考えられ、差額が利益となります。

 

給料の範囲で、生活費等が賄えていれば、利益が残り、営業成績は良好です。

 

反対に、給料の範囲を超えて、生活費等が係っている場合には、損失が生じ、営業成績は厳しい状況です。

 

具体的には、貸借対照表と損益計算書のイメージは下記の通りです。

 

簿記、仕訳、貸借対照表、損益計算書、勘定科目

 

上記1〜3が、貸借対照表に関連する項目です。

 

4及び5が、損益計算書に関連する項目です。

 

なお、「利益」は貸借対照表及び損益計算書の両方に関係する項目です。

 

【貸借対照表の見方】

 

会社を経営する場合に、まず必要なことはなんでしょうか?

 

それは、資金を集めることです。

 

資金がなければ、企業経営は成り立ちません。

 

そのため、まずは資金調達が必要となってきます。

 

資金調達する場合、自分の貯金を使うか、又は他人(たとえば、銀行など)から借りるかによって、性質が変わってきます。

 

自分の貯金を使う場合、その資金を会社の設立に使用する場合、その行為は出資となり、上記の図では「資本金」となります。
他人から借りた場合には、その資金は将来返済が必要となりますので、上記の図では「負債」となります。

 

その後、調達した資金は、会社の資産に計上されます。(上記の図参照)

 

その後、会社の資産に計上された資金を元手に、建物を購入したり、設備購入したり、商品を購入したり、その他経費に
使用し、企業経営を行います。

 

つまり、資産は自己資金又は他人から借りた資金を運用した結果を表しています。

 

なお、全ての資金は資産として運用されるのではなく、商品の購入や企業の必要経費に充てられて減少していきます。

 

しかし、仕入れた商品の販売などで収益が計上され、巡り巡って現金等の資産として、企業の内部に戻ってきます。

 

ただし、前提条件としては、企業経営の結果として、利益が生じていなければなりません。

 

収益から費用を差し引いた利益が生じた場合には、その分は、形は変わりますが、なんらかの資産を形成します。

 

しかし、収益から費用を差し引いた後の結果が、損失(赤字)の場合には、その分だけ運用資産の減少を伴います。

 

上記の図では、収益と費用の差額が利益となり、その結果として、資産が増加していることが分かります。

 

上記の図でも分かりますように、貸借対照表と損益計算書は、非常に密接に関係しています。

 

 

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